ホストクラブの料金は「初回」と「2回目以降」でまったく別物です。初回は1,000〜5,000円で飲み放題。でも2回目以降はセット料金+指名料+ドリンク代+TAX(サービス料)が加算されて、1回2〜3万円が普通になります。ボトルやシャンパンを入れたら桁がもう1つ上がる。
この記事はナイトワークに関わる方への情報整理です。特定の行動を推奨するものではありません。
01|🔰 初回料金の仕組み
ホストクラブの初回料金は、どの店も破格に安いです。
歌舞伎町だと3,000〜5,000円、大阪ミナミやすすきのなら1,000〜3,000円が相場。この料金で飲み放題、しかも複数のホストが入れ替わりで接客してくれます。
初回のシステムはこうです。席に着くと、まずフリー(指名なし)の状態で複数のホストが順番に来る。気に入った人がいれば「送り指名」をして、次回からの担当になってもらう流れ。
「初回荒らし」という言葉があります。初回料金だけで複数の店をハシゴする遊び方のこと。ルール違反ではありません。同じ店に初回料金で2回行くことはできませんが、違う店なら何軒でも初回料金で入れます。お金をかけずにホストクラブの雰囲気を体験したいなら、正直これが一番コスパいい。
02|💴 通常料金の構成
2回目以降は料金体系がガラッと変わります。
飲み放題・TAXなし
TAX込みで2〜3万円
1回5万〜数十万円
通常料金の内訳はこの4つ。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| セット料金(60〜90分) | 3,000〜5,000円 |
| 指名料 | 1,000〜3,000円 |
| ドリンク代(ホスト+自分) | 1杯800〜2,000円 |
| TAX(サービス料) | 飲食代の20〜40% |
TAXが曲者です。テーブルで計算した金額に20〜40%が上乗せされる。「1万円くらいかな」と思っていたら会計が14,000円になってる。初めて通常料金で来た人が驚くポイントは、ほぼこれ。
セット料金とドリンク数杯で1万円前後。そこにTAXが乗って13,000〜14,000円。指名料を足すと15,000〜17,000円。ホストにも飲ませると2万円超え。これが「ドリンクだけ」の場合の目安です。
03|🍾 ボトル・シャンパンの価格帯
ホストクラブの売上の核はボトルです。
代表的なボトルの価格を並べます。
| ボトル | 店頭価格の目安 |
|---|---|
| モエ・エ・シャンドン | 10,000〜20,000円 |
| ヴーヴ・クリコ | 15,000〜30,000円 |
| ドンペリ(白) | 30,000〜50,000円 |
| ドンペリ(ピンク) | 50,000〜80,000円 |
| ドンペリ(ゴールド) | 100,000〜200,000円 |
| ルイ・ロデレール クリスタル | 100,000〜300,000円 |
| アルマンド | 100,000〜500,000円 |
| リシャール(コニャック) | 500,000〜1,000,000円 |
市販価格の3〜10倍が相場です。モエが市販3,000円のところ、ホストでは1〜2万円。ドンペリ白が市販15,000円で、ホストでは3〜5万円。
シャンパンタワーは別格。小さめのタワーで20〜30万円、大きなイベント用なら100万円超え。バースデーイベントや周年イベントで、担当ホストのためにタワーを入れる。ここが「桁が変わる」瞬間です。
ちなみにこのボトル代にもTAXが乗ります。50万円のボトルにTAX40%で会計は70万円。ここを忘れて注文すると、会計で目が覚めます。
04|💡 予算別の楽しみ方
「いくらあれば楽しめるのか」を予算別に整理します。
飲み放題・ホスト選び
TAX込みでギリギリ
安めのボトル1本も可能
しっかり楽しめる
5,000円以下なら初回一択。飲み放題でホストの雰囲気を体験して、送り指名だけ決めて帰る。追加料金は発生しません。
1万円だと通常来店でギリギリ。セット料金+指名料+ドリンク2〜3杯+TAXで1万円前後。ホストに飲ませる余裕はあまりない。「会話を楽しむだけ」なら十分。
3万円あると余裕が出てくる。指名した担当にもドリンクを入れられるし、安めのシャンパン(モエなど)を1本入れることもできる。担当との関係を深めたいならこのくらいの予算がスタートライン。
10万円はドンペリ白を1本入れてもお釣りがくる水準。バースデーや周年でなければ、十分にいい時間を過ごせます。
05|🛡️ TAXの落とし穴とぼったくり対策
「会計が想定より高い」問題は、ほとんどがTAX(サービス料)の見落としです。
TAXは飲食代合計に対して20〜40%が加算されます。30%の店で5万円使ったら、会計は65,000円。これを「ぼったくり」と感じる人がいますが、事前に説明されていれば正当な料金です。
ぼったくりを避けるためのチェックポイント。
- 入店前にTAX率を確認する(聞けば教えてくれる)
- メニュー表に価格が書いてある店を選ぶ
- 会計時にレシートをもらう(内訳を確認できる)
- 「送り」や「延長」の料金も事前に確認する
- 知り合いの紹介で行くのが一番安全
初回の場合は基本的にTAXがかからないので、ぼったくりリスクはほぼゼロ。問題は2回目以降です。
明らかにおかしい請求(頼んでいないボトルが入っている、TAXが50%以上など)の場合は、その場で支払いを保留して警察に相談してください。
06|⚠️ 売掛との関係
料金の話で避けられないのが売掛です。
「今日は手持ちが足りないけど、もう1本ボトル入れたい」。そのとき担当ホストが「売掛でいいよ」と言ってくれる。その場では助かります。でもそれは借金の入口です。
売掛が膨らむパターンは決まっています。1回売掛を使うとハードルが下がる。次も使う。返済のために次の来店時にまた使う。気づいたら100万円超え。返済のために風俗やパパ活で稼ぐ。この流れに入ったら抜け出すのは相当難しい。
対策はシンプル。「売掛は使わない」。現金かカードで払える金額だけ使う。このルールだけ守れば、ホストクラブで破産することはありません。
売掛について詳しくはこちら。
→ ホストの売掛とは? 仕組み・金額相場・法的リスクを整理する
07|❓ よくある質問
Q. 初回料金だけで帰っても嫌な顔されない?
されません。初回荒らしは業界では当たり前の存在です。ホスト側も「初回で気に入ってもらえたら次に繋がる」と割り切っています。
Q. クレジットカードは使える?
大手のホストクラブならVISA・Mastercard対応の店が多いです。ただし手数料が別途かかる場合もあるので、事前に確認を。
Q. 飲めない人でもホストクラブは楽しめる?
ソフトドリンクで対応してくれる店がほとんどです。初回なら飲み放題の中にソフトドリンクも含まれています。無理に飲ませるホストがいたら、店のスタッフに伝えれば対応してもらえます。
Q. 予算オーバーしそうなときはどうすれば?
「今日はここまでで」とはっきり伝えてください。まともなホストなら理解してくれます。「もう1杯だけ」と粘ってくるホストがいたら、そのホストとの相性を考え直したほうがいいかもしれません。
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📌 この記事は2026年3月時点の情報に基づいています。料金は店舗によって異なります。最新の料金は各店舗の公式サイトや電話で確認してください。