夜職でも賃貸は借りられます。ただし一般的な会社員と比べて審査に落ちやすいのは事実。物件選び・保証会社・書類の出し方を知っておくだけで、通過率はかなり変わります。
この記事は夜職従事者の住居確保に関する情報整理です。特定の不動産会社を推奨するものではありません。
01|🚪 夜職が賃貸審査で不利になる理由
夜職だから審査に通らない、というわけではありません。問題は「収入の安定性を書類で証明しにくい」こと。ここを理解しておくと対策が立てやすくなります。
- 源泉徴収票で年収がわかる
- 在籍確認が取れる
- 社保加入・勤続年数が長い
- 収入証明が出しにくい
- 在籍確認が取りにくい
- 国保・店移動が多い
審査で見られるのは主に3つ。「家賃の支払い能力」(月収の3分の1以下が目安)、「収入の安定性」(歩合制だと弱い)、「信用情報」(信販系の保証会社はクレカ履歴を見る)。
正直なところ、職業だけで門前払いされるケースは以前より減っています。家主が直接審査する物件では「水商売お断り」もまだありますが、保証会社を通す物件では収入と信用の問題です。
対策を知っていれば通る物件は十分にある。次で具体的に見ていきます。
02|🏠 審査に通りやすい物件の選び方
物件選びの時点で審査の通りやすさは決まります。最大のポイントは「どの保証会社を使っているか」です。
保証会社の3タイプ
信販系はオリコ、エポス、ジャックスなど。CICの信用情報を参照するため、クレカの延滞歴があると落ちやすい。夜職には不向きです。
LICC系は全国賃貸保証業協会に加盟している会社。加盟会社間で家賃滞納の情報を共有しています。過去に家賃滞納がなければ問題ありません。
独立系はフォーシーズ、Casa、日本セーフティなど。他社との情報共有がなく、自社独自の基準で審査します。夜職でも通りやすいのはこのタイプ。
物件選びで意識すること
不動産屋に行く前に「保証会社はどこですか」と聞いてください。これだけで無駄な申し込みを減らせます。家賃は月収の3分の1以下が目安。築年数が古い物件や空室期間が長い物件は審査が緩い傾向があります。
書類がしっかり揃っていれば、物件選びの幅は広がります。
03|📄 必要書類と収入証明の出し方
賃貸の申し込みに必要な書類は決まっています。夜職で問題になるのは「収入証明」。ここさえクリアできれば審査はスムーズに進みます。
収入証明のパターン
確定申告をしている人は「確定申告書の控え」が最強の収入証明です。税務署の受付印またはe-Taxの受信通知があれば、公的な証明として使えます。
確定申告をしていない場合は「課税証明書」を市区町村の窓口で取得してください。前年に無申告だと所得が載らないので注意。どちらもなければ、給与明細3ヶ月分と通帳コピーで代用できます。独立系の保証会社ならこれで通るケースも少なくない。
📌 確定申告はやっておくべき
夜職で確定申告をしていない人は多いですが、住居の審査だけでなくクレジットカードの申し込みでも収入証明を求められます。確定申告をしておくと、生活全般で選択肢が広がります。
夜職で確定申告のやり方がわからない場合は、夜職の確定申告ガイドを参考にしてください。
書類が揃ったら、次に気になるのが在籍確認です。
04|📞 在籍確認の対策
保証会社によっては、申込書に書いた勤務先に電話で在籍確認を行います。夜職の場合、ここが不安になる人は多い。
すべての保証会社が在籍確認をするわけではありません。独立系は電話確認をしないケースも多い。信販系は確認する傾向があります。
電話がかかってくる場合でも、内容は「〇〇さんはそちらでお勤めですか」という簡単な確認だけです。
やっておくべきことは2つ。お店に「不動産の審査で在籍確認の電話が来るかもしれない」と事前に伝えること。そして不動産屋に「お店の営業時間は19時以降です」と連絡しておくこと。夜のお店に朝10時に電話しても誰も出ません。
在籍証明書を出してくれるお店もあります。もらえるなら用意しておいて損はない。
不動産屋に行くときの伝え方にもコツがあります。
05|💬 不動産屋での伝え方
不動産屋の営業担当は、審査に通すために一緒に動いてくれる人です。だから正直に話したほうが結果的にうまくいきます。
職業欄は「飲食業」「接客業」「サービス業」のどれかで問題ありません。「キャバクラで働いています」と詳細に書く必要はない。ただし聞かれた場合は嘘をつかないこと。勤務先を偽ると在籍確認で発覚して審査落ちになります。
最初に伝えておくと話が早いのは、月収の目安(手取り)、勤続年数、保証会社の希望(「独立系で」)、出せる書類の種類。「夜職なので審査が心配です」と正直に言ってしまえば、営業担当が通りやすい物件を優先して紹介してくれます。
それでもダメなら、夜職に特化した不動産会社を使う方法があります。
06|🏢 水商売専門の不動産会社という選択肢
「水商売専門」「ナイトワーク専門」を掲げている不動産会社があります。一般の不動産屋で審査に落ちた経験がある人には有力な選択肢です。
メリットは、審査に通りやすい保証会社と提携していること、夜職特有の事情に慣れていること、営業時間が夜間対応のところもあること。
ただし仲介手数料が相場より高い業者もいます。「審査100%通ります」と謳う業者は要注意。審査するのは保証会社であって不動産屋ではありません。
一般の不動産屋で「独立系の保証会社で」と相談し、ダメなら専門業者を検討する。この順番で問題ありません。
07|❓ よくある質問
08|📝 まとめ
※ 本記事は2026年3月時点の情報に基づいて執筆しています。保証会社の審査基準や不動産会社のサービス内容は変更される場合があります。具体的な審査の可否は物件・保証会社ごとに異なります。
ルミノート | 2026年3月12日